(1-3) Apacheの起動方法まとめ

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Apacheの起動方法にはいくつかの方法があります。必要な時に自分で起動させることも、PC起動時に自動起動するように設定することも可能。

今回は、Apacheの起動方法について確認してみます。

1.実行ファイルhttpd.exeから起動する

実行ファイルからApacheを起動する方法はとても簡単です。

c:¥Apache24¥binフォルダの中にあるhttpd.exeをダブルクリック

起動に成功した場合には、画面にコマンドプロンプトが自動で表示されます。(ただ、この方法だと、コマンドプロンプトにメッセージが表示されないので、ちゃんと実行されているかちょっとわかり難かったです。)

2.コマンドプロンプトから起動する

Apacheはコマンドプロンプトからも起動できます。

コマンドプロンプトを起動し、まず、以下のコマンドを入力して「Enter」キーを押し、httpd.exeファイルがあるディレクトリに移動します。

〈ディレクトリを移動〉

cd C:\Apache24\bin

そして、以下のコマンドを入力し、「Enter」キーを押します。

〈Apacheを起動〉

httpd

すると、httpd.exeが実行されApacheが起動します。

実行ファイルから起動できない場合などは、コマンドプロンプトから起動を試してみると起動時のエラーメッセージが確認できます。

3.Apacheをサービスとして起動する

Apacheをサービスとして起動するには、まずApacheをWindowsのサービスに登録する必要があります。登録するためにはコマンドプロンプトを使います。

(A)Apacheをサービスに登録する

コマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを実行しディレクトリを移動します。(コマンドプロンプトは「管理者として実行」)

〈ディレクトリを移動〉

cd C:\Apache24\bin

ディレクトリ移動後、以下のコマンドを実行します。

〈ApacheをWindowsのサービスに登録〉

httpd -k install

これでサービスへの登録は完了です。

(B)サービスから自動起動するように設定

コントロールパネルからサービスを表示します。

「コントロールパネル」 > 「管理ツール」 > 「サービス」を起動。

サービスの中から「Apache2.4」を探しクリック。設定画面で

スタートアップの種類(E): 自動

に設定します。これでPC起動時にApacheが自動起動するようになります。

(スタートアップの種類を「手動」に設定し、この画面からApacheを「実行」「再起動」「停止」することもできます。)

(C)サービスに登録したApacheをコマンドプロンプトから「起動」「再起動」「停止」する

コマンドプロンプトを起動し、ディレクトリを移動。

〈ディレクトリを移動〉

cd C:\Apache24\bin

ディレクトリ移動後、以下のコマンドを実行します。

〈Apacheを起動〉

httpd -k start

〈Apacheを停止〉

httpd -k stop

〈Apacheを再起動〉

httpd -k restart
(D)Apacheをサービスから削除

Apacheをサービスから削除したい場合はコマンドプロンプトでディレクトリ移動後、以下のコマンドを実行します。

〈Apacheをサービスから削除〉

httpd -k uninstall

 


Apacheの起動方法の紹介は以上です。

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