2017年3月3日。Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)が発売されました。
みなさん、無事、購入できましたでしょうか?
発売日には家電量販店に行列ができるなど、かなりの賑わいをみせたニンテンドースイッチ。発売後のの売れ方について前回こちらで書いていましたが、どうやら予想以上の売れ行きになるような気がします。
特に、ゼルダの評価がものすごく高いことで、次回出荷の際もすぐに完売になるような気がします。
史上2位のメタスコア98点をたたき出す!直後!ゼルダが新たな伝説を切り開く!?
ゼルダといえば、元々海外に多くの熱狂的なファンを持つ作品。そのゼルダが、ニンテンドースイッチのロンチタイトルとして発売され、しかもメタスコア98点という凄まじスコアをたたき出しました。
※メタスコア(Metascore 海外のレビューサイトからの得点を集計し、その平均値をスコア化したもので、Metacriticというサイトで集計されています。)
主なサイトの評価を記載してみます。
Eurogamer
『ゼルダの伝説』の抜本的な再発明であり、史上最高の傑作として名を遺すだろう
Game Informer 10/10
ゲーム史に残るフランチャイズにとって深遠な新機軸であり、オープンワールドのインタラクティブ体験にとっての新たな高みとなっている
GameSpot 10/10
シリーズにとっての決定打であるだけでなく、任天堂が生み出した最も驚異的なゲームである
God is a Geek 10/10
息を呑む美しさ、一秒たりとも飽きさせない、まさに忘れがたい体験である
Metro GameCentral 10/10
『ゼルダ』最高傑作であると同時に、史上最高のビデオゲームかもしれない
IGN 10/10
謎に満ちた素晴らしい箱庭。オープンワールドデザインにおける到達点であり、ゼルダの再発見、転換期となるゲームだ
Destructoid 10/10
東洋と西洋両方の哲学にとってのフォーミュラの進化であり、新たなブルーフィルムである
Polygon 10/10
大きな変化に満ちたオープンワールドにおいて、『ブレス オブ ザ ワイルド』は決して『ゼルダ』感を失わない――この20年で初めて、今を生きる『ゼルダ』となっているのだ
GamingTrend 100/100
時オカはベンチマークとしての役割りを終えた
史上最高の『ゼルダ』であると、胸を張って断言できる
COGconnected 100/100
延々と語ることになる
文句なくゼルダの、任天堂の最高傑作だ
Games Radar+ 5.0/5.0
このシリーズに期待する魅力、楽しさ、クオリティは一切失われていない
Trusted Reviews 5.0/5.0
『ブレス オブ ザ ワイルド』よりも優れたゲームが存在するとしたら、私はまだプレーしたことがない。私が思うに、任天堂は史上最高の傑作を作り上げた
USgamer 5.0/5.0
シリーズ最高傑作の一つであり、任天堂最新コンソールにとっても最高の幕開けとなるだろう
Game Revolutionr 5.0/5.0
おめでとう、任天堂。私が初めて満点を与えたゲームとなった
Game Rant 5.0/5.0
シリーズ・ファンのためだけのゲームではなく、最高のゲームを探している人間全ての期待に応えてくれる、究極のオープンワールド体験だ
Attack of the Fanboy 5.0/5.0
史上最も優れたゲームの一つだ。いずれ研究の対象になるであろう、ビデオゲームの転換点である
まさに、約束された神ゲー!
これなら、スプラトゥーン2まで様子見していたユーザーが「やってみたい!」と興味を引くには十分すぎる評価といえます。
「どうせ、夏には買うんだから、今すぐ買って、ゼルダをやりながら夏を待つ!」
という選択肢が現実味をおびてきたことで、スプラトゥーン2を待たずとも、しばらくの間、品薄・品切れ状態が続くような気がします。
そんな、恐るべきスコアをたたき出したゼルダですが、メタスコアでは歴代2位の記録です。
ゼルダの伝説を上回る伝説のゲーム、それはNINTENDO64で発売された「ゼルダの伝説 時のオカリナ」。
ファミ通のクロスレビューで史上初の40点満点をマークしたこの作品は、海外でも高い評価を受け、メタスコアで99点というオバケのような最高得点を獲得しています。
コアなファンの心をつかむのに成功したニンテンドースイッチ
ニンテンドースイッチの1つ前のハードのWii Uでは、その独特なハード形態やプレステ4などに比べパッとしないスペックなどで、サードパーティーからのゲームがあまり発売されなかったこともあり、コアなゲームユーザーをつかむことができませんでした。
しかし、今回のニンテンドースイッチでは、昔からのコアなファンを多数持つゼルダの伝説をロンチタイトルとして発売し、しかも前述のように申し分ない評価を獲得することができました。
今回のゼルダは、プレステ4で発売されているゲームに比べると、それ程、グラフィックが美しいというものではないと思います。そもそも1世代前のWii U版もあるということが、ハイスペック必須のゲームではないという証のような気がします。
しかし、リアルにこだわるのとは違う独自のアプローチで、ゼルダらしい独特の世界観の演出に成功。しかも、海外のユーザーに人気のオープンワールド(ゼルダではオープンエアーと表現)を自由に冒険できる。そのことが没入感も高めていると思います。
まさに、ゼルダのためだけにニンテンドースイッチを買う意味がある
といえるタイトルなのです。
そのゼルダでコアゲーマー層を取り込むことに成功したニンテンドースイッチは、まさに最高のスタートダッシュを決めることができたといえるのではないでしょうか!?
スプラトゥーン2でライト層を取り込み一人1台のハードに!?
ゼルダの人気に押され、もし、このまま品薄の状態が続くとしたら、夏のスプラトゥーン2に発売を前に、ニンテンドースイッチの勢いはさらに加速すると思います。
手に入らない、と思うと欲しくなる
という人は結構多いものです。
そうなると、品薄であること自体が、購買意欲を高める要因になると考えらえます。
そこにさらに追い風となるのが、今夏のスプラトゥーン2の発売です。
家で1人でじっくり楽しむゼルダに比べ、対戦することが前提のスプラトゥーン2は、必然的に仲間でワイワイ楽しみながらプレイする機会が多くなると考えられます。
そこで、ニンテンドースイッチの”場所を選ばず遊べる”という特徴が大きな意味を持ってきます。
スプラトゥーン2で対戦するために、自分ニンテンドースイッチを持って友人の家に集まる、ということが起こるのです。
もしかしたら、この夏は公園などでスプラトゥーン2を遊ぶ子たちが見られるかもしれません。
仲間でワイワイ楽しそうに遊んでいるものは、当然、自分も欲しくなるものです。
特に、みんなで持ち寄って楽しむ、ということが続けば、1人1台持っていることが当たり前、という感覚が高まっていくような気がします。そして、実際、そのような状況を目にする機会も増えてくると思います。
DSや3DSが爆発的に売れたのも「みんなが持っている」という状態になったのが大きいと思います。
子どもを持つ親も、この「みんなが持っている」という言葉には弱かったりすると思います。
こういう状況になれば、ニンテンドースイッチは、プレステ4とは異なる「携帯ゲーム機」という市場でもシェアを伸ばすことができるようになる可能性があります。そうすれは、今は強大なプレステ4の牙城を崩すことができるかもしれません。
というわけで今後ますます、目が離せないニンテンドースイッチ。
欲しい方は、もし、見つけたら即断で購入することが重要になってくると思います。
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