せっかく作成したしたウェブサイト、少しでも早くより多くの方に閲覧してもらいたいものです。そんなウェブサイトの運営に欠かせないツールの1つ、それが「Google Search Console」です。Googleが提供する無料サービスで、自分のウェブサイトがGoogleにどのように認識されているのか、どうすればもっと良くなるか、を確認することができます。
今回は「Google Search Console」の登録と、登録したウェブサイトのサイトマップを送信する方法についてご紹介します。
まずはGoogle Search Consoleへサイトを登録しよう!
はじめに「Google Search Console」へログイン
「Google Search Console」を利用するにはGoogleアカウント(Gmailアドレス)が必要です。もしGoogleアカウントを持っていない場合は、先にGoogleアカウントを取得しましょう。
Google Search Consoleに自分のウェブサイトを登録
以下の手順で自分のウェブサイトをSearch Consoleに登録します。
(1)ログイン後、トップ画面右上の「プロパティを追加」をクリック
(2)テキストボックスに登録したいウェブサイトのURLを入力し「続行」をクリック
サイトの所有権を確認
次に登録したサイトの所有権の確認を行います。確認方法は主に以下の5つの方法があります。
[su_note note_color=”#fef88d”]HTMLタグ
サイトトップページのHTML に <meta> タグを追加します。
ドメイン名プロバイダ
利用しているドメイン名プロバイダを経由してサイトを確認します。
Googleアナリティクス
サイトに関連付けられたGoogleアナリティクスのトラッキングコードを使用してサイトを確認します。
Googleタグマネージャ
Googleタグマネージャアカウントでスニペットコードを使用してサイトの所有権を確認します。
HTMLファイルをアップロード
Search Consoleが生成するHTML ファイルをサイトにアップロードします。[/su_note]
今回は「HTMLファイルをアップロード」して所有権を確認する方法をご紹介します。
(なお、WordPressテーマ「Simplicity2」ではテーマカスタマイザーからSearch ConsoleのIDを登録するだけで所有権を確認できます)
「HTMLファイルをアップロード」して所有権を確認する方法
(1)「HTML ファイルをアップロード」をチェック
(2)「1. この HTML 確認ファイル ~ をダウンロードします。」の「HTML 確認ファイル」という個所をクリックし、HTMLファイルをダウンロード
(3)ダウンロードしたHTMLファイルをサイトへアップロード
FTPソフトなどで以下の階層にアップロードします。
「所有権を確認するサイトのドメイン」 > 「public.html」
(4)「3.ブラウザでhttp://**************.com/googlead************.htmlにアクセスして、アップロードが正しく行われたことを確認します。」のURLをクリッ
「google-site-verificatione:googlead************.html」という画面が表示されます。
(5)「確認」をクリック
以上でサイトの所有権の確認は終了です。(登録完了画面が表示されます)続いて「XMLサイトマップ」の送信を行います。
Googleの検索エンジンにインデックスされるためにXMLサイトマップを送信しよう!
所有権の確認が済んだらGoogleの検索エンジンにインデックスされるために、XMLサイトマップを送信します。
[su_note note_color=”#fef88d”]XMLサイトマップとは
検索ロボット(クローラー)がページを巡回する際に参考際の参考にする情報を記述したファイルで、作成することでクローラーの巡回を促しインデックスを促進します。[/su_note]
※XMLサイトマップの送信は、必ずXMLサイトマップを作成してから行ってください。
Search ConsoleでXMLサイトマップを送信
(1)Google Search Consoleのダッシュボードへアクセス
※先程の登録完了ページに表示される「続行」からアクセスできます。ダッシュボードURLはブックマークしておきましょう。
(2)ダッシュボードページ内の「サイトマップ サイトマップがありません >>」という部分をクリック
(3)画面右上の「サイトマップの追加/テスト」をクリック
(4)サイトマップURLの入力フォームが表示されるので、XMLサイトマップのファイル名(通常はsitemap.xml)を入力し、まずは「テスト」をクリック
(5)テストが完了したら「テスト結果の表示」をクリック
※「エラーは見つかりませんでした。」と表示されるのを確認します。
(6)再度「サイトマップの追加/テスト」をクリックし、先程と同じようにXMLサイトマップのファイル名を入力し、今度は「送信」をクリック
(7)「アイテムを送信しました。」と表示されたら「ページを更新する。」をクリック
登録したサイトマップのURLが表示されていればXMLサイトマップの送信は完了です。これでウェブサイトへクローラーを呼び込み、検索結果へのインデックスを促進することができます。
「Google Search Console」の登録と、ウェブサイトのサイトマップ送信方法の紹介は以上です。次回は、検索結果へのインデックスをより早めるための「Fetch as Google」機能の使い方をご紹介します。
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