WordPressには様々なプラグインがあり、導入することでサイトに独自の機能を組みこむことができます。だからといってあれもこれもとプラグインをインストールしてしまうとWordPressの動作が遅くなる原因に!
そこで今回は、前回ご紹介したWordPressテーマ「Simplicity2」を利用する際におすすめのWordPressプラグインを厳選してご紹介します。
「Simplicity2」におすすめのWordPressプラグイン
1.Akismet
迷惑コメントや迷惑トラックバックなどを判別し振り分けてくれるアンチスパムフィルターのプラグインで、WordPressをインストールするとはじめから入っています。アカウントを作成しAPIキーを取得する必要がありますが、Basicプランは無料設定も可能です。
2.BackWPup
WordPressのWebサイトを丸ごとバックアップできるプラグインです。データベースのバックアップとファイルのバックアップができます。
3.Broken Link Checker
自分のサイトから外部のサイトへの貼ったリンクがリンク切れした際に知らせてくれるプラグインです。
4.Category Order
WordPressでは、投稿する記事を自分で作成したカテゴリーごとに分け、ウィジェットでサイドバーにカテゴリーを表示させることができるのですが、カテゴリーの並び順を変更することはできません。Category Orderを使えば、カテゴリーを好きな順に並べたり、カテゴリー同士に親子関係(階層)を作ることができるようになります。
5.CFiltering
「ユーザーの閲覧行動」から、統計的に関連性の高い記事を算出することで、より精度の高い関連記事を表示することができるプラグインです。
6.Contact Form 7
初心者でも簡単にお問い合わせフォームを設置することができるプラグインです。
7.Duplicate Post
記事を複製するプラグインです。インストールして有効化すると「投稿一覧」の各記事にで「複製」というメニューが追加されます。
8.Edit Author Slug
投稿者アーカイブに表示される「Author Slug」の値を変更できるプラグインです。WordPressの「Author Slug」の値はユーザー名から自動で作成され投稿者アーカイブに表示されてしまうため、そのままではユーザー名が簡単に分かってしまいます。このプラグインを使用すると「Author Slug」の値を別の文字列に変更することで、ユーザー名を隠すことができるようになります。
セキュリティを考慮するとWordPressのユーザー名は外部に分からないようにしておくのが望ましいので、このプラグインで対策しておきましょう。
9.EWWW Image Optimizer
WordPressにアップロードした画像を自動的に圧縮してくれるプラグインです。
10.GoogleXMLsitemap
検索エンジン向けのサイトマップを自動で作成・送信してくれるプラグインです。記事を公開・更新するたびに自動でサイトマップを作成し検索エンジンに知らせてくれる優れものです。
11.PS Auto Sitemap
人間向けのサイトマップを自動生成してくれるプラグイン。カテゴリ別の見やすい記事一覧を自動で作成してくれます。
12.PuSHPress
記事を投稿すると自動でGoogleに通知してくれるプラグインです。このプラグインによりGoogleインデックスに素早く登録されるようになります。
13.Table of Contents Plus
記事ページの目次を自動作成するプラグインです。
14.TinyMCE Advanced
WordPressの投稿画面(ビジュアルエディタ)の機能を追加・拡張できるプラグインです。
15.WordPress Popular Posts
ウィジットを使ってサイドバーに人気記事ランキングを簡単に設置することができるプラグインです。
16.WP Multibyte Patch
WordPressでマルチバイト文字を使うと文字化け等の不具合が発生するの修正するプラグインです。WordPress日本語版にははじめからインストールされていて有効化するだけで使用できます。
「Simplicity2」には必要なさそうなプラグイン
次は、Simplicity2に同様の機能があるため入れなくてもよさそうなプラグインをご紹介します。
1.All in One SEO Pack
SEOの設定やSNSとの連動など、サイト全般の設定を行えるプラグイン。Simplicity2ではSEO設定は投稿画面に備わっていますし、SNSとの連動もテーマカスタマイザーで設定可能です。
2.AdSense Manager / AddQuicktag
アドセンス広告コードの挿入を簡単に行えるようになるプラグイン。Simplicity2ではヴィジットに広告コード追加機能が備わっています。
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ダッシュボード > 外観 > ウィジット
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3.Auto Post Thumbnail
投稿時のアイキャッチ画像を自動で設定してくれるプラグイン。Simplicity2ではテーマカスタマイザーで設定可能です。
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ダッシュボード > 外観 > カスタマイズ > 画像 > アイキャッチを自動設定
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4.AMP
WordPressサイトをAMP(Accelerated Mobile Pages)化するプラグイン。Simplicity2ではテーマカスタマイザーで設定できます。(※開発版の場合)
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ダッシュボード > 外観 > カスタマイズ > AMP(β機能) > AMPの有効化
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5.WordPress Related Posts
記事の下に関連記事を表示することができるプラグイン。テーマカスタマイザーで設定可能です。
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ダッシュボード > 外観 > カスタマイズ > レイアウト(投稿・固定ページ) > 関連記事の表示
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6.Pz-LinkCard
ブログカード形式のリンクを表示することができるプラグイン。テーマカスタマイザーで設定可能です。
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ダッシュボード > 外観 > カスタマイズ > ブログカード(内部リンク) > ブログカード有効
ダッシュボード > 外観 > カスタマイズ > ブログカード(外部リンク) > ブログカード有効
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7.Lazy Load
スクロールに応じて画像を遅延読込させるプラグイン。テーマカスタマイザーで設定可能です。
[su_note note_color=”#f6f6f6″]
ダッシュボード > 外観 > カスタマイズ > 画像 > Lazy Loadを有効
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「Simplicity2」と相性の良くないプラグイン
キャッシュ系のプラグインはSimplicity2とは相性が良くないようです。
1.Head Cleaner
HTMLやCSSやJavaScriptなどのソースコードを最適化し、サイトの表示速度をアップするプラグインですが、Simplicity2で使用した際に不具合が発生することがあるようです。
2.W3 Total Cache
WordPressサイトの表示速度を上げる設定を容易に行うことができるプラグインです。このプラグインはSimplicity2と相性が良くないだけでなく、不具合が発生すると管理画面に入れないという事態になってしまうこともあるため、使用は控えています。
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※wpXレンタルサーバーおよびwpXクラウドには、キャッシュ機能を用いた高速化システムがあるため、そもそもキャッシュ系のプラグインは必要ないようです。
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WordPressテーマ「Simplicity2」におすすめのプラグインの紹介は以上です。
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