第４節の対戦相手は、現在フレッシュリーグ２位につけるマスカトーレ青葉をホームに迎えての決戦に、小倉抹茶スパーズのホームグランドは俄然盛り上がる。TOTOの予想も、これまで圧倒的得点力で首位を走るわが小倉抹茶スパーズの勝利予想が48％と、マスカトーレ青葉の勝利予想28％を大きく上回っていた。
しかし、試合はホームに詰めかけたサポーターたちの期待を裏切る結果となってしまった。
１年目５月４週 はじめての引き分け
24分、マスカトーレ青葉の11番すえよしの強烈なミドルシュートで許してしまった先制点を、37分、MFくろかわのミドルで何とか同点に追いつき前半を終了。しかし後半も61分にマスカトーレ青葉の10番やよいの強烈なボレーでまたもリードを許してしまう。その後、後半から投入したFWくるみのミドルで何とか同点に追いつくも、その後は双方一歩も譲らず、２-2のドローでタイムアップを迎えてしまった。
思えばこれまでの3試合はいずれも先制点をあげてきた小倉抹茶スパーズ。それが、今回は先制点を奪われ何とか追いつきはするものの、ついぞ最後まで逆転するこなく、主導権を奪えないままに試合が終わってしまった。
新たな課題を発見したチームに、週末、ビッグニュースが飛び込んできた。
十勝バロンのDFさくら選手、小倉抹茶スパーズへの入団を合意！
まさか、K市長の思惑通りにことが運ぶとは。N2リーグで活躍するさくら選手が小倉抹茶スパーズに来てくれるという。以前首位を走るも、不用意な失点が多く、逆境に弱い小倉抹茶スパーズには願ってもない戦力となるだろう。それにK市長ではないが、確かにチームがより”華やいだ”気がする。そんな風に考えて、ちょっと顔がにやけていたのだろうか。秘書からの冷めた視線を感じて咳ばらいをする。
| Pos. | No. | Name | Kick | Sp | Sta | Tech | Phy | Jump | Men | Type |
| FW | 17 | さくら | D | E | C | D | D | D | B | バランス |
背番号は、今年度は空いている17番を付けてもらうことにする。これで、小倉抹茶スパーズのDFは7名。他のポジションに比べレギュラー争いが一層厳しくなり、みんなの目つきが変わってきたような気がする。
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